不動産会社ごとに家の査定価格に差が出る理由とは?|家売却を泉区でお考えならご相談ください。

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不動産会社ごとに家の査定価格に差が出る理由とは?

質問 3年前に父が亡くなり泉区の実家を相続してこれまで空き家にしていました。
私には妻と子供が1人いて、職場は東京都内にあります。父が亡くなる前から職場近くにマンションを借りていて、実家から職場まで通えないこともないので空き家のまま所有してきました。
しかし、今住んでいるところのすぐ近くに新しいマンションが建つことになり、妻も子供も内見したモデルルームを凄く気に入ったので、やはり通勤や通学には不便な実家を売却して購入資金に充てることにしました。
早速実家を売却してもらう不動産会社を見つけようと2社に査定を依頼したのですが、査定価格にかなりの差が生じました。不動産会社ごとに家の査定価格に差が出るのにはどのような理由があるのでしょうか?
家の売却を依頼すべき不動産会社を選ぶポイントがあれば、それも併せて教えてください。それと、家を売却する前にこれは覚えていた方がいいということがあれば、それについてもご回答いただけるとありがたいです。
A

査定方法によっても金額は変わります

まず、不動産の査定には机上査定と訪問査定の2種類があり、どちらの方法で査定したかで金額は変わります。
机上査定とは、築年数や面積などの不動産の情報を基にした簡易査定のことで、スピーディーに結果が分かるというメリットがあります。
訪問査定とは、直接物件をチェックして入念に価格を見定める方法です。訪問査定では当日に査定結果が伝えられることもありますが、数日間待たされることも多いです。その代わり、机上査定よりも不動産の価値が正確に知ることができます。
同じ査定方法を用いても査定価格に差が出るのは、不動産会社によって基準となるマニュアルが異なるからということも理由に挙げられます。
不動産に定価は存在していなくて、不動産の査定額とはあくまで不動産会社がいくらで売れるかを想定した数字のことです。不動産会社ごとに重視するポイントが異なることため、査定額は変わるのです。
不動産に定価はありませんが、基本的には不動産流通推進センターが定めた「価格査定マニュアル」から作られた基準を基にして査定額を算出します。ただし、独自のマニュアルを用いている不動産会社も多く、使用するマニュアルの違いが会社ごとの査定額のばらつきを生じさせます。
不動産会社が用いる査定マニュアルには、物件の現況や立地条件など物件を点数化する項目が細かく分けられていて、相場に沿った適正な査定額が算出されるようになっています。
不動産会社同士の競争が発生することも、査定価格に違いが出る理由の一つです。
不動産会社が独自の査定マニュアルを持っていても、ライバルがいると分かれば仕事を獲得するために査定額を上げてくるのはよくある戦法です。ただし、査定額を高く出してくれた会社に依頼しても、必ずしもその金額で家が売れるわけではありません。
実際に不動産は相場でしか売れないケースがほとんどなので、査定額だけで不動産会社を選ぶことは危険です。
不動産会社ごとに得意な物件や地域は異なり、最初にわざと高額な査定額を提示して仕事を獲得し、結局は値下げすることを迫られて安い金額で家を売却するのはよくあることです。
家の売却の仲介を依頼する不動産会社は、物件のある地域に精通していて、家の売却実績が豊富で、アドバイス力があることなどを確認したうえで選ぶことをおすすめします。
家の価格には建物自体の条件だけでなく、立地や周辺環境も大きく関わってきます。そのため、物件のあるエリアの事情に精通しているかどうかは仲介業者選びでは重要なポイントです。
地域に詳しい不動産会社なら、購入希望者に対して物件のことだけでなく、物件があるエリアの魅力もアピールしてくれるので、家が売れやすくなります。
豊富な売却実績は、売却に不安を覚えている人にとって大きな安心材料になります。普段から戸建住宅の取り扱いが多い不動産会社なら、家を売るための様々な方法を知っています。
古い家などを売るには、リフォームやハウスクリーニングをする以外にもいろいろな売却戦略があります。家を売りやすくするための提案をしてくれるかどうかも大事なチェックポイントです。
家をスムーズにできるだけ高く売却するには、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。時間と手間はかかりますが、そうすることで不動産の価値を正確に把握でき、各社の対応なども確認できます。
事前に売却価格の相場を把握しておくことも、家を少しでも高く売ることにつながります。相場を把握しておけば、不動産会社による査定額が相場と比較して適切かどうかを判断できます。
最も大切なのは、信頼できる不動産会社に依頼することです。会社自体は信頼できても、担当者が誰になるかによっても家の売却価格は変わってきます。
コミュニケーションの円滑さや不動産査定の根拠を分かりやすく説明してくれるかどうかも、優秀な担当者であるかの重要なチェックポイントです。

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