家を売却するのに良いタイミングを見極めるポイントとは?|家売却を泉区でお考えならご相談ください。

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家を売却するのに良いタイミングを見極めるポイントとは?

質問 私には亡き父から相続した不動産があって、その中には実家を含む家もいくつかあります。
祖父が資産家で、一代で多くの財産を築いて、父はその資産を活用して家賃収入や駐車場収入などを得て生計を立てていました。私も父と同じようにすれば、他で働かなくても悠々自適な生活を送れますが、他にやりたい商売があるので家をいくつか売却してそのための資金を作ろうと考えています。
今はまだサラリーマンをしていて、急いで次の道に進む必要はない状況なので、少しでも家が高く売れるタイミングを見極めようと思っています。
ということで、家を売るベストなタイミングについて教えてください。家を高く売るコツや方法があれば、それも併せて知りたいので、ご回答お待ちしております。
A

季節や築年数などによって家の売却価格は変わります

家を高く売るベストなタイミングを見極めるには、季節や築年数、税金などのいくつかのポイントがあります。
家は、転勤や子供の進学先が変わる直前の2月や3月に需要が高くなるため、この時期に市場に出ていれば好条件で売却しやすくなります。2月や3月に市場に出すには、12月から1月頃から準備を始めることがポイントです。
家の需要に関しては、4月以降は秋まで目減りしていくので、時間に余裕があるなら焦って売りに出さないで、2〜3月を狙った方がよいといえます。
築年数でも家の売却額は大きく変わります。結論からお伝えすると、築年数6〜15年が売り時です。
家は築年数が多くなるほどその価値は確実に落ちていきます。戸建住宅だと築20年で建物の価値はほとんどなくなります。築15年からはなだらかに下落して、20年が経過するとほぼ0になります。
需要があるうちは高い価格で売れる可能性も十分にありますが、需要が少なくなると築年数による価格下落に逆らえなくなってしまいます。
家を売却して利益が出た場合は譲渡所得税が課せられますが、物件の所有期間によって税率が大幅に変わるため、この点には注意が必要です。売却を急いでいないなら、税率が切り替わるタイミングを見極めることにより、売却すべきタイミングを見定めることができます。
譲渡所得税は、売却で得た利益に対して課せられる税金であり、物件の所有期間によって税率は異なります。物件の所有期間が5年以下なのか、5年を超えるかによって税率は倍ほどの違いがあります。そのため、よほどの事情がないのであれば5年以下で売却するのは避けた方がよいです。
相続した不動産を売却する場合は、取得費加算の特例を適用することによって納付した相続税の一部を取得費に加算して譲渡所得から控除することができます。この特例を受けるには、相続してから3年10ヶ月までに売ることが条件となっています。
不動産の価格は、社会情勢や景気の影響を受けやすく、不景気だと不動産価格は下落し、景気が良ければ不動産価格も上昇傾向にあります。2024年7月現在では、不動産価格は右肩上がりの状態が続いているため、今は家の売却を行う良いタイミングであるといえます。
ローン金利が低いときの方が、家を売却する良いタイミングとなっています。金利は買い手が住宅ローンを組む際に影響し、金利が低いほど利息も少ないため、よりローンが組みやすくなり家の需要も高くなります。
家をできるだけ高く売却するには、複数の不動産会社に査定を依頼するのがおすすめです。不動産会社によって得意分野や得意エリアがあって、素人がどこの不動産会社が何を得意としているかを把握することは難しいです。
そのため、複数の不動産会社に査定依頼を出して査定結果をもとに比較することにより、ベストな選択ができる可能性が高まります。
家を売却する際には、事前に周辺の同じような家の売却相場を把握しておくことも大事になります。
家を売却するときには、購入希望者に家の中を案内する内覧を行いますが、内覧時の見せ方によって家を高く売却できるかどうかも変わってきます。家の中をキレイにしておくことはもちろん、敢えて素敵な家具や家電を設置して、家の中をお洒落に見せる工夫をすることも大事になります。
内覧時に部屋が散かっていると、購入希望者に悪い印象を与えるだけでなく、きちんと管理されてこなかった物件だという不安にさせてしまうことにもつながるので注意してください。
内覧時に売主が同席することで、周辺施設の状況や生活していくうえでの耳寄りに情報を伝えることができ、購買意欲をより掻き立てることも可能になります。アピールポイントがないなら、プロである不動産会社に任せしましょう。
ホームインスペクションを活用することでも、家を高く売却できることにつながります。
ホームインスペクションというのは、専門資格を持つ第三者に家の状況を調査してもらうもので、実施することにより買主が安心して購入する材料になります。

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